C.F.Martin 000-28EC

前回このモデルでの選定品が見付かってから約１年半、やっと２本目の選定品が見付かりました。 実はこのモデル、D-28の次に入荷数が多いのです、只、それならもう少し見付かっても良い計算なのですが（１〜２％としても）、そこは思いとおりには行かない様です。初期の頃の全くレベルに達しない個体のみで、販売を諦めた頃とは別物と言っても良いでしょう。何時もお話する様に全ての条件を満せるだけの力を持つメーカーのみが、何らかの運により時折桁違いの楽器を生み出します。しかしそれは高ければ見付かると言う物でもなく、レギュラーであったりこの０００２８ＥＣの様なモデルであったりします。例えばＤ−４５は高価なモデルですが、ショップセレクト ですら見付けるまで１年以上掛かったりします（入荷数が少ない事もありますけどね）。良く音や鳴りは個々の好みにより判断が異なると言われますが、選定品の基準はレスポンスと倍音 分布であり好み等で判断基準が変わるものではありません。これは選定品を複数持って居られる方ですと直ぐにご理解頂けるでしょう。エレキであれベースであれアコギであれ、全ての選定品の弾き心地は同じなのです （シンクロ率１００％）。実はショップセレクトも又全ての楽器の弾き心地が、ショップセレクトとして共通です（シンクロ率８０％前後）。勿論トーンキャラクター等は全て異なりますから、これは弾き手がイメージするものに最も近い物を選べば良い訳です。この０００２８ＥＣも、選定品エレキをお持ちの方であれば何の違和感も無く自身の一部となるでしょう。初めて持つ方であれば、まるで体の一部の様にすっと馴染 み弾き手に反応する様に驚かれるでしょう。指板全域がスイートスポットとなり、弾き手の指先から直接音が出る様にさえ感じられます。長い歳月の末、遂に運の女神が微笑んだ 実に久々の０００２８ＥＣ、その次元が違うレスポンスと抜け、ショップセレクトが普通のギターに聞こえてしまうサウンド、正に定価でもバーゲンです！

\546,000

SOLD